第9回 2003年9月26日(金) 6:00PM
「これからのバイオ世紀をどう生きるか」
本イベントは終了致しました。
ここ数回のイベントは会場からの意見が出にくくなっていたこともあり、特に形式作らずに参加者にいきなり司会者がインタビューする形で行いました。それぞれの方のアメリカに来る、仕事を移るという局面における決断や、仕事を変えることによる仕事内容の変化などをお聞きしました。
<総括>
今回日本人として研究やサイエンティフィックな職からそれ以外の関連する仕事へシフトした方々のキャリアは;
1.MDもしくはPh.D→コンサルタント(もしくはそれに順ずる研究の評価の仕事)→ベンチャーキャピタル
2.Ph.D→ベンチャー企業の基礎開発部門(論文が書ける基礎研究ができるかどうかは会社の規模による)
の2種類に分けられるようです。
また資格としては、
3.MDもしくはPh.D→MBA
4.MDもしくはPh.D→Lawyer(今回の参加者にはいなかった)
と言う道を歩んでいる人もいる。
ただし、3、4共に学費が高く、取得までに2-3年間相当な努力が必要とされるとのことです。
今回のイベントはMorrison & Forester Palo Alto Officeに会場とスナックのご提供をいただきました。また、資金面ではJETRO(日本貿易振興会)のご支援をいただいて開催いたしました。ありがとうございました。
<オーガナイザーのコメント>
◆毎回思うのは、一口に「バイオ」と言っても実に様々なバックグラウンドやキャリアをお持ちの方がいるということです。そういう誰もが発言できる会という雰囲気がいいと思います。懇親会も、毎回いくら時間があっても足りないという状況なので、JBCの会合での出会いを元にそれぞれ個人間でのコミュニケーションも深めていかれるといいのではないかと思います。隔月のgatheringも始まる予定なので、個人的な問題も含めてより多くのトピックについて議論したり相談したりすることも可能になると期待しています。
◆二次会も盛り上がり、結局午前1時までなってしまいました。皆さんのお話を伺うと毎回刺激を受け、1週間はかなりハイな状態になります。
◆会場からの意見として「日本では『医者は金儲けをしてはいけない』と教えられていたために自分たちのアイデアを製品化することができず、結果的にアメリカの企業に先を越されてきた。そして日本の患者さんは高い金を払ってアメリカから製品を買わなければならない状態に陥っている。このような妄想から早く脱して行かなければならない」と言う意見がありました。これはMD話に限らず、金、利益分配の交渉に弱い日本人の特質をも如実に現していると思われます。我々のキャリア設計もさることながら、今回のような意見交換を元に、いわゆる理系の人々が苦手とする「MONEY」に関するトラウマを払拭する方法も考えて行きたいと思います。
Friday, September 26, 2003
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